カンニャクマリ – チェンナイ
自然豊かで気持ちの良い風が吹き、椰子の木が揺れて、大きなバナナの葉に美味しい色々な種類のサンバル、ラッサム、ダール、パパド、インディカ米などのミールス。南インドに来てから少し体調が軽くなったような、身体環境の調子が良くなったと思っていたが、後になって知ったのだが、南インドカレーは北インドカレーと違ってオイルやバター、クリームなどの油脂がはるかに少ないのが特徴とのことでした。旅中は少なくても一日2食、食べる物は全て外食になるので体調管理はとても大切です。この旅中基本的に生野菜、皮のない生の果物、水洗いされた生の食べ物は一回も口にしませんでしたので、ビタミンや、ミネラル、食物繊維など体に必要な栄養素の摂取方法は大変でした。 しかしここ南インドでは菜食主義者用のカレーには何種類もの沢山の野菜が使用され、美味しく煮込まれ調理されていて安心して口にできました。また野菜以外のカレーにはチキンやマトンは勿論、海老や魚などの海の幸もカレーの種類を豊富にしてくれていました。そこにトマトや、タマリンド、ココナツ、色々なスパイスが入り、日本とは異なりますがお米も食べられて心も体も喜んでいました。ちなみにですが、この長い旅の期間わては一度もお腹を壊しませんでした。旅を健康に続けるためには色々な箇所に気を遣う、病院代などは大きな出費になりますし、時間も取られますからね!そんな病院知らずの頑丈な胃袋を持ちながら今日も元気にナマステ〜そろそろこの挨拶も終盤戦です。

そんな南インドのことを思い出しながらカンニャクマリの駅でチェンナイのエグモア駅に向かう列車を夕方待っていた。ここから約13時間のインド最後の寝台列車の旅。インドの最南端の長閑な田舎の風景からインド第4の大都市へ。インドの都市では様々な場所でそれぞれの過去をもつ。勿論日本でも北海道や、沖縄などでもそうだと思うのだが、インド国内はすぐ近くの隣り合わせの街でも過去の歴史、戦争時や、占領時、街によって時代の背景や宗教が全くと言って良いほど異なるのだ。これが同じ国の中で起きているのか、同じ国の在り方なのかと時々部外者であるわても驚くほどだ。しかしそんな過去を沢山持つ大国インド。
今回この国を少しの期間回らせてもらったが、当たり前なのだが何一つと言って良いほど、その全容は見えなかった。もし仮に少しだけ見えたとするならばその街、その路地、駅、家、道で懸命に必死に生きている人たちの眼差しをただ見続けていたくらいである。その眼差しは輝きなどではなく、黒く、深く、重く、強く、弱く、わての持ち合わせる数少ない言葉では言い表せないほどの体験だった。そしてこの時のわてはこの先自分の道を決めて進み出す時、数限りなく来る日々の試練に対し、自分の気持ちと体を鼓舞するためにこの時の経験が無ければ乗り越えられなかったのだが、この時のわては本当に未来の自分への力になるこの経験を、そのような貴重な経験と微塵も感じずにこの国での体験を自分の脳裏にただ強く印象づけていた。いや、脳裏に強く焼き付けられていたのかもしれない。ちなみに…その未来の身も心もボロボロになるわての目はきっと、この時の彼らと同じだったと今ならば分かる。
しかしこれはまた別のお話。
チェンナイ- タイ バンコク
今回も多少の時間の誤差はあるにしろ、無事に大都市チェンナイに到着した。久しぶりの大都市だけあって人々の多さ、忙しさ、時間の進むスピードや、高い建物、ビル、少しだけ勝手に港町の人々の優しさや、ミールスの美味しさに癒されていたが、一瞬でまたここが強力なパワー渦巻くカオス、インドであることを無理矢理でも思い起こさせた。また身体に緊張を纏い、大きなザックを背負い街に入り、今夜の寝床を探そう。まだまだ旅は続くのだ。
しかし今回はこの辺りで。ナマステ〜🙏
最近ちょっと真面目ぶった投稿が多くてすみません💦感じたままに書いておりますんで。次回あたりはカラッと熱い国(ここまでも十分灼熱でしたが💦)に入国するのでぜひまたお会いしましょう!


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