目覚めるとそこは人と人の間でした。これぞまさに人間。(やかましいわっ!!)

久しぶりの洗濯と天日干し India

早朝、日夜インド東部へ目指す寝台列車 〜人々が動き出す〜

ふぁ〜〜〜!よく寝たぁ〜!快眠です!はい、ナマステェ〜!すみませんね、いきなりのタイトルで。三段シートの列車の真ん中で寝たものですから、寝る時同様、起きたら上の人の寝台が目の前にあるわけなので、勿論下段にも人が寝ているので、あぁ〜!一晩人と人の間に寝ていたんだなぁ〜文字通り人間だなぁ〜と思ったのと同時に、この真ん中の寝台はいつ通常の背もたれに戻せば良いのだろうと思っていると、徐々に開けっぱなしの窓から明るい日差しが入り込んでくると人々が起き出し、車内が少しずつ賑やかになると、わても寝台から降り、下段に寝ていたインド人と協力して通常の電車のシートに直した。この間、朝一の挨拶以外特に会話もなくここまでスムーズに出来たので、きっとどこの寝台の人たちもこの流れなのではないだろうか。

どうぞここからはお食事中の方はお控えください...

朝起きてまず歯磨きや、うがいをしたいので列車の連結部に行き、トイレを探した。勿論水は自分で常に持っているミネラルウォーターで顔や歯を磨いた。その流れでトイレに入ると勿論インドは紙など使わないのでわてもずっとそのスタイルなんですが、寝台列車のトイレは、文字通り全てを大地に垂れ流すスタイル。お花摘みだろうとキジうちだろうとですよ!これには一番最初流石に驚いた。なぜならサイズ的に無理はあるが、トイレの穴から見える線路は凄い速さで動き、落ちたら命はない。とにかく郷に入れば郷に従えなので、インドの広大な大地に肥料を撒いてきました。これは後で知ったのですが、日本でも2002年まで国鉄の車両で垂れ流し、開放式というらしいですが、(確かに開放感はありました)は存在し、なんと私鉄ですと現在も垂れ流し便所付き車両(これ正式名称ですよ!)が走っているそうですよ!な、何でこんな話になったんでしたっけ?でもここではありのままをお伝えしますので。

あ!この話の後で何なんですが、(先にしなはれっ!)先晩の夕飯ですが、夜に停車した名も知らない駅のホームで、物売りやお弁当屋さん、チャイ屋さん、が次々に乗り込んできたので、何も買い込んでなくても何不自由なく食事が出来ました。有難い!しかも周り地元インド人だらけなので、吹っかけられたり、ぼったくられたりしなかっです。

いよいよ列車は約10時間後にガヤ駅へ到着

さぁ!いよいよ朝6時45分頃寝台列車は無事にガヤ駅に到着しました!確かに列車で10時間は長いですが、途中バッチリ就寝するので、そこまで疲労もなく、問題もありませんでした。荷物を担いで駅に出てみると早朝から凄い人の数でした。間違いなく駅のホームで寝泊まりしている人もいるくらい、駅の外に出ても屋根のあるところには人々が寝ていました。この街は夢の途中のようでした。公共交通機関や、売店などもまだ起きていない。しかしここはまだガヤであって、わてが向かう町はブッダガヤ。お釈迦様が悟りを開いたと言われている場所。う〜ん立っていても荷物重いし、暑いし、床でみんな寝転んでるからそうしよう。あぁ〜何か不思議な気持ちだ。気づいたら見事にわても夢の中へ戻っていました。しばらくして起きるともうすっかり駅は起きてしっかり働いていました。逆に少し寝坊をした子供のようなうっかり顔で、荷物を背負いリキシャーのいる方へ向かいました。交渉しリキシャーで40分かかると言われたが、了解し、いよいよビハール州のブッダガヤへ。求めていたお釈迦さまの悟りを開いた場所へ。今だにブッダという人が実際にいた人物という感覚が、歴史上の偉人すぎてか、無知すぎてか分からないがピンとはきていないのは秘密にしておこう。リキシャーが進むにつれて、道が荒れていき、家が減っていき、人々も減っていき、このままどこに連れて行かれるのかと少し不安になっている時に、駅のホームで爆睡していたけれど、改めてここはインドなのだと。旅は楽しむのは良いが、油断してはいけないことを思い出した。次回はきっとブッダガヤからお送ります!今日はこの辺りで...

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