あ〜過ごしやすい国 癒しのカトマンドゥ

今回の写真は地元のポストカードの写真になります Kathmandu
クマリ

きっと知らず知らずのうちに沢山の人に疲れていたんでしょう

ここまでただ車で移動してきただけなのに。運転もせずに車に乗って国境を越えただけなのに。今までだってもっと自分の足を使って国境を越えたり、自分の運転で長時間、長距離を走ったこともあったのに。今回の二日間の刺激的でスリリングな移動と越境で久しぶりに疲労がピークにきていた。そんな時は何一つ考えずに、何も食べずに今が昼なのか、夜なのか時間を忘れて安宿でただただ眠っていた...

何日くらい経ったのだろう(正確には普通にただの一晩ですね。カッコつけて映画みたいに言うな!)朝起きるととても過ごしやすい気温と静かな街の目覚めでした。カトマンドゥは標高1400メートルにあるとのことで気候も涼しく気持ちが良い。そんな気持ちではい!ナマステ〜🙏少し前までいたインドの夜中もそして朝からもずっと続く喧騒と蒸し暑さとは違い、久しぶりに静かな目覚めでした。それだけで違う国に来た実感、越境の仕方は問題ありでしたが、ネパールに来て良かったと思いました。気持ちの良い朝なので、久しぶりに移動して溜まった洗濯物をして、外に干し、水を求めて街に出ました。小学校に通う生徒達でしょうか、しっかりと綺麗に揃いの制服を着て、男女仲良く、それぞれ登校していきます。軽い挨拶と笑顔ですれ違いました。通りではお店の主人達が少しずつ開店の準備や、店先の掃除をしたりしています。こうやって通りを歩いていると、山関係、登山やトレッキング、ハイキングに関するお店が多い、ポストカードもヒマラヤなど山々の写真が多かった。あとはクマリの写真も多かった。(このクマリについての話はまた後日!)

徐々に陽が上り出し、商店も活気が出てくる。世界中からくる様々な国の登山家や、山愛好家の人たちも通りで良く見る。地元の人たちはインド人よりも顔つきが薄く、わてなどの日本人に通じる気がする。そして商売人や、客引きがインド人用に強引ではない。不思議だ。これはお国柄なのか、人柄なのか、強引な勧誘や、販売がないので街を散策していても疲れが少ない。見たいものや、入りたいお店に自由に入り、質問したり、話を聞いたりできた。インドでは、よしっ!入ろう!と少し心に気合いを入れていた。勝手に激しい攻防戦になっても耐えうる気持ちを整えて向かっていたから。

ネパールの宗教感 建造物 わてが感じたカトマンドゥ2008(古っ!)

違う国に来ると日本ではあまり感じない宗教感を気にするようになった。なぜならその国の宗教感はその国の食べ物や生活に深く関わってくる。簡単なものだとヒンドゥー教は決して牛を食べない。などなどである。さてこのネパールはどうかというと。ヒンドゥー教が81%とインドと同じように圧倒的に多い。他に仏教も9%、イスラム教4.4%とキリスト教などもそれに続く。2023年時点だとネパールでは全人口は約2969万人とのこと。ちなみにインドでも人口の約8割がヒンドゥー教だった。インド人の人口(2025年時点)約14億人。同じ8割と言っても全体が違うとこうも違うものなのだ。インドとネパールでのヒンドゥー教の感じ方の違いはその数字から見てもやはり違った。確かにカトマンドゥもヒンドゥー教が多いのであろうが、しっかりと違う宗教も少なからず感じられたらである。登山やトレッキングをしないわては街並みや、人々の生活、暮らし、食べ物、行事などを歩いたり、現地の人たちと話したり、地元の食べ物を食べたり、歴史的な建物を見学したりすることでどんどん時間や、日々は過ぎていった。

国王もひれ伏すという謎の女神ロイヤル・クマリはたった3歳の女の子

そんな中でネパールに来て初めて知ったのは、生きた女神と言われる『クマリ』の存在だった。クマリとはサンスクリット語(古代インド・アーリア語に属する古代言語)で少女、処女を意味するという。生きた女神...最初聞いた時はそんなおとぎ話のような少女の話は信じられなかった。さらにクマリの館なる場所に行けば、もし運が良ければ窓から顔をだすクマリを数秒間だけかもしれないが目にすることができるという。何そのシステム?どんな状況?どういう生き方?何で選ぶの?謎だらけで逆にとても興味が湧いたので、会いに行ってみた。(友達みたいに言うな!)次回は折角ここまで来たので、クマリの館からお届けします〜!今宵もお付き合いいただきありがとうございました〜!それではまた次回までナマステ〜!

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